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C I Tの底力平成2年に産業技術短期大学にお世話になってから早20数年が過ぎました。この間色々なことが多々ありましたが、まず思い浮かぶことは、平成7年に阪神淡路大震災に遭遇したことです。早朝の強烈な揺れに....

C I Tの底力平成2年に産業技術短期大学にお世話になってから早20数年が過ぎました。この間色々なことが多々ありましたが、まず思い浮かぶことは、平成7年に阪神淡路大震災に遭遇したことです。早朝の強烈な揺れに叩き起こされました。幸い住居が西宮市東部であったため、大きな被害を被らずに済みましたが、道路は至るところ段差だらけで車両は通行不可能な状況でした。そのときすぐに気になったことは研究室で運転中のものがあることでした。とにかく自転車で職場まで出かけることにしました。途中、倒壊している建物もありましたが、とくに驚いたのは大学の正門から正面にある新幹線の橋梁が落下しているのを目の当たりにしたことでした。ところが、たいしたもので何事もなかったかのように白塔は立っていました。何となくCITの底力を感じました。何とか研究室にたどり着き、扉を開けて見た光景にほっとしました。とりあえずコンセントを抜いて帰宅しました。10日間ほどは自転車通勤でした。18歳人口の減少に伴う志願者減を契機に、平成13年に大学改革に向けて議論が始まりました。5学科体制から4学科体制へ転換することになりました。当時の及川学長から1ヶ月ほどの期間で4番目の学科のコンセプトを検討し、提案するためのワーキンググループのまとめ役を任されました。私にとっては大変荷の重いことで、今思えば、自身の発想の乏しさ、決断力のなさから、他の5名のメンバーにも大変迷惑をかけてしまったようです。紆余曲折を経て、ようやく専門横断型の新学科(当初は総合工学科)を立ち上げることに落ち着きました。その後、ワーキンググループの主査を小林先生に引き継いで頂き、平成16年システムデザイン工学科の誕生となりました。すべり出しは好調で、またまたCITの底力を感じました。そうこうしているうち、8年たった今、この学科も新たにものづくり創造工学科となって創立50周年を迎えることになりました。今後も厳しい状況は続くでありましょうが、底力を信じて産業技術短期大学の発展を祈るばかりです。機械工学科教授脇谷俊一88