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COLLEGE OF INDUSTRIAL TECHNOLOGY 50th ANNIVERSARYピュータによる支援技術利用の基礎科目を身に付けさせるなど、縦割りの専門教育の枠を超えた広範囲にわたる教育を行うことにより、時代の求めているシステム全体....

COLLEGE OF INDUSTRIAL TECHNOLOGY 50th ANNIVERSARYピュータによる支援技術利用の基礎科目を身に付けさせるなど、縦割りの専門教育の枠を超えた広範囲にわたる教育を行うことにより、時代の求めているシステム全体をデザインする「ものづくり技術」の習得を目指した。そのため、専門に特化されている材料工学科と構造工学科を廃止して、情報化社会に対応できる「ものづくりのためのコンピュータ技術を兼ね備えた創造設計技術者」の育成を目的として、平成16年度に新しい学科である「システムデザイン工学科」に改組転換した。システムデザイン工学科の教育目標は、「人間性豊かな人材育成」、「基礎学力の養成」、「創造力の養成」とした。また、人間に優しく自然環境と調和した「システムづくり」、システム全体をデザインする「ものづくり技術」、創造力を発揮した「新しい時代のものづくり」を教育研究の目的とした。そして、単に一分野の知識だけではなく、システム全体を観察し、理解・把握する幅広い知識、さらには自ら創意工夫する能力、プレゼンテーション能力や豊かな創造力を持った「ものづくりのためのコンピュータ技術を兼ね備えた創造力豊かな創造設計技術者」の育成を目指した。学科の特色は、材料工学・構造工学という「ものづくりの基礎」をベースに、幅広い視野から「ものづくり技術」を見つめ、「新しい時代のものづくり」に向けて、創造力を発揮し、システム全体をデザインする方法と方向を探ることにあった。「システム」とは「多数の構成要素が有機的な秩序を保ち、同一の目的に向かって行動するもの」のことであり、工学の基礎をベースとして、有機的秩序を保つための「仕組み」が必要である。「デザイン」は「1(機械・建築などの)設計、設計する、2意匠する、図案、下絵、素描、模様」のことであるが、日常的には製品の色や形などの意味で用いられる。システムデザイン工学科では、問題を発見し、その解決に向けたコンセプトデザイン(下絵)を描き、具体的なシステム(仕組み)をデザイン(設計)するという創造的活動を目指した。ものづくり創造工学科への名称変更材料工学科と構造工学科を廃止し、平成16年度にシステムデザイン工学科が開設された。システムデザイン工学科は、機械工学、情報工学、電気工学の3分野を総合的に学び、高度情報化社会の「ものづくり」に対応した創造設計技術者の育成を目標として教育を実施し、適宜、社会や学生のニーズに応えるよう緩やかなカリキュラム変更を行ってきた。しかし、その入学生が減少したため、高校訪問の機会等を活用して、広く高校教諭から意見を求めたところ、高校生にとって「システムデザイン」という名称は、何を学ぶ学科であるのか分かりにくいのではないかという指摘が多くあり、教育内容ではなく名称が入学生数減少の要因であるとの結論に至った。一方、国内の産業界においては、若者の理系離れ、団塊世代の定年退職による技能伝承問題などにより、日本の「ものづくり」産業の発展が危惧されている。このような状況に鑑み、本学建学の精神の中核をなす「中堅技術者の育成」、また本学の特徴である「20歳の選択」についてさらに成果をもたらすことを目的として、現在の学科の教育目標の方向性を堅持しつつ、高校生に対して学ぶ内容を伝えられる「ものづくり創造工学科」という学科に平成24年度から名称変更する。「ものづくり創造工学科」は機械工学の基礎をベースとして、旋盤加工や溶接等の実習科目を加えた「技術+技能」を充実させた学科とする。また、機械工学に関する基礎知識の上に、「ものづくり」に関する実習を通して、これからの技術者に必要とされる柔軟な思考力、並びに想像力を育成し、「ものづくり」に携わる中堅技術者を育成する。そのため、実習を重視し、体験を通して理論と実践を結びつけながら、専門知識・技術を習得させるという教育目標を掲げる。37