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COLLEGE OF INDUSTRIAL TECHNOLOGY 50th ANNIVERSARY学科等の現況機械工学科1.教育目標2.カリキュラム現在、我々の身の回りには、自動車や飛行機といった交通機械をはじめ、冷蔵庫や洗濯機といった家電製品、先....

COLLEGE OF INDUSTRIAL TECHNOLOGY 50th ANNIVERSARY学科等の現況機械工学科1.教育目標2.カリキュラム現在、我々の身の回りには、自動車や飛行機といった交通機械をはじめ、冷蔵庫や洗濯機といった家電製品、先端技術を駆使したロボットに至るまで様々な機械や装置があり、それらが我々の生活を支えている。機械工学はこれら科学技術の基盤を成す学問であり、日本の世界トップクラスの最新技術は機械工学の専門知識を有する多くの機械エンジニアや研究者達が努力を重ね、進歩・発展させてきた技術の集大成ともいえる。しかし、一方で科学技術による工業化は、オゾン層の破壊や温室効果ガスによる地球温暖化などの環境問題や石油資源の枯渇によるエネルギー供給の問題を引き起こしており、今後はこれまでの大量生産・大量消費の技術から人と自然との調和というより高度な技術革新が要求される。機械工学科ではこのような我々が直面している社会の厳しい問題に対応でき、日本の産業界を担いうる中堅機械技術者の育成を主眼としており、機械工学の基礎学力を身につけるとともに、様々な諸問題に柔軟に対応できる応用力を持った機械エンジニアの育成を行っている。右表に機械工学科の専門教育科目を示す。まず入学生は工学の基礎である数学、物理学、情報技術を中心に学び、機械工学の専門を理解させるための基礎学力の向上を図っている。その後、材料力学、流体力学、熱力学といった力学科目を学習し、機械工学の基礎理論を十分に理解させた後、それを基にして設計・製作などといった機械工学の各分野の専門知識を習得させるようにしている。機械工学科ではこれらの専門知識を座学による専門講義に加えて、演習科目や実験科目を通じて習得させるように努めている。とりわけ「機械創成工学」という言葉があるように、専門知識が実際の産業機械や工業製品にどう用いられているかを知り、その応用ができることが重要である。そこで機械創成実習では実際に工業製品の分解・組立実習を通じて、機械工学の専門知識と工業製品との繋がりを重点的に学ばせ、機械創造工学演習では自らで製品の設計から製作まで行い、新しいものを生み出す応用能力の育成を図っている。このようにして機械工学の基礎学力と応用力の育成を図ると同時に、機械エンジニアとして最も重要となる倫理観と責任観を備えた人材を養成するカリキュラムとなっている。卒業研修の実験風景1(転がりすべり疲労現象の連続観察)卒業研修の実験風景2(都市型低風速風力発電用風車の性能改善)53