産業技術短期大学人開センター

個人のお客様 通信教育工業科目 : 機械一般 上級Ⅲ

機械一般上級Ⅲ

特徴・狙い

機械一般上級は、本校通信教育の機械一般の上級編で、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと相互に独立させ、内容をより高度かつ詳細にしています。本講座の機械一般上級Ⅲでは、流体力学、熱力学、熱や流体の計測、輸送エネルギーの工業的応用について、詳細に学ぶことができます。
内容を容易に理解できるように、表現をやさしく、図、表を多く取り入れております。
章毎に「学習ポイント」「用語の解説」を設け、体系的に理解が深めれます。また、実用的な例題により、実践的な応用力を身につけることができます。

対象者

製造現場で、機械設備の設計や保全にたずさわっている方、同様に電気計装関係の設計や保全部門の方で、業務に密接な関係のある機械をより詳しく学びたい方にお勧めです。また、既に弊所の通信教育「機械一般」、「機械一般上級Ⅰ」、および「機械一般上級Ⅱ」を修了された方にお勧めです。

受講料 10,600円(含消費税)
受講期間 6ケ月

内容

1章 流体の流れと熱の流れ 流れ現象とエネルギー、流体の基本性質、熱の基本的性質
2章 流体輸送の力学 流体の流れの基礎的事項、静水の力学、流れる流体の力学、流れの実用的取扱い
3章 熱輸送の力学 熱力学の基礎的事項、熱と仕事、カルノーサイクル、エントロピー理想気体と状態変化、蒸気とガスの流動、各種熱機関の基本サイクル
4章 各種伝熱現象の力学 熱伝導、対流熱伝達、熱放射、沸騰と凝縮
5章 熱と流れの計測 温度測定、流量測定、電気信号への変換
6章 輸送されるエネルギーの工業的応用 流れの可視化と応用、ポンプ、ボイラとその周辺機器、空気機械・タービン
7章 これからのエネルギーの有効利用  
8章 熱・流体の流れの力学で用いられるSI単位と工学単位 SIの基本、熱や流体の力学で用いられるSI

*各章の節毎に、学習「目標」と「ポイント」が分かり易く記載されており、それに沿って、「例題」を読み解くことによって、理解を深める構成になっています。
*各章末には、演習問題がついており、これを理解し問題を解くことにより、さらに力をつけられます。
*テキストはB5版186ページ、巻末に「さくいん」、「流体の分類」、「流体力学の関連分野」および「質問票」がついております。「質問票」を送ると添削者から疑問点の丁寧な回答があります。