産業技術短期大学人開センター

個人のお客様 通信教育工業科目 : 計測一般

計測一般

特徴・狙い

工業計測のもっとも基礎的な事項を簡潔に記述し、学習しやすいように構成されています。
物理的は考え方をもとにした数式の意味を説明して、基礎的な原理を解説しております。
内容を容易に理解できるように、表現をやさしく、数式の展開を詳細にし、図、表を多く取り入れております。
練習問題や学習の手引きを用いることにより、具体的な理解と実践的な応用能力を身につけることができます。

対象者

製造現場で、製造や計装設備の設計、改造および保全業務に携わっている方、一般計量士の資格を取得しようとする方、適正計量管理事業所で、適正計量管理主任者として業務しようとする方、環境部門で測定に携わっている方、工業計測に興味のある方に最適です。

受講料 10,600円(含消費税)
受講期間 6ケ月

内容

1章 計測基礎 単位、標準、測定と誤差、有効数字、測定のまとめ方と精度
2章 鉄鋼業における計測・自動制御 概説、鉄鋼業(原料工程、製銑工程、製鋼工程、圧延工程)における計測・自動制御
3章 長さ測定と拡大・変換 測定の方法、機械的な拡大と変換、レンズによる拡大、光学的変換、流体的変換、電気的変換
4章 質量・力に関する測定 質量と力の基準、はかり、力の測定
5章 流体に関する測定 圧力の単位、圧力計、液面計、瞬間流量計、容積流量計、電気的流量計
6章 回転数と振動に関する測定 機械的回転計、磁気・発電機回転計、ストロボ回転計、ディジタル回転計、振動計
7章 温度・湿度に関する測定 温度目盛、温度計(ガラス、圧力式、電気式、放射線利用、バイメタルサーモカラー)、湿度の測定、熱量の測定
8章 化学量の測定 溶液濃度の測定、気体分析
9章 計装機器の種類と構成 計装機器の概念、信号の変換と伝送、ヒューマンインターフェイス、ディジタル制御装置
10章 放射線計測 放射線計測に必要な基礎知識、放射線障害の防止、放射線測定器、鉄鋼業における放射線利用例
11章 環境計測 大気汚染物質の計測、水質汚濁物質の計測
12章 自動制御 自動制御の概念、シーケンス制御、フィードバック制御の基礎

*各章末には、練習問題がついており、これを理解し問題を解くことにより、さらに力をつけられます。
*テキストはB5版230ページ、学習の手引き116ページ、巻末に「質問票」がついております。「質問票」を送ると添削者から疑問点の丁寧な回答があります。