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情報処理工学科

時代に求められる情報処理技術を学ぶ

News

一覧を見る

目指せる職業

ソフトウエア技術者、ネットワーク技術者ほか

私たちを取り巻く世界は情報通信技術(ICT)に支えられています。情報処理工学科では、ICTの基礎を学び、自ら考え問題を解決する力をつけることで、ICT業界で活躍できるソフトウェアエンジニアになるための力を育みます。

情報処理工学科の特徴

  • ICTの基礎を学ぶ

    ICTの基礎を学ぶ

    ICT(Information and Communication Technology)技術者となることを目指し、情報処理工学科ではパソコンやインターネットおよびそれらを構成するハードウェアやソフトウェアに関する基礎知識を身につけます。

  • プログラミング教育

    プログラミング教育

    2年間を通したプログラミング演習により、システムエンジニア(SE)やプログラマとして必要なプログラミング能力を磨きます。PBLという手法を用いた演習により、自ら考え問題を解決する力を養います。

  • ネットワーク教育

    ネットワーク教育

    インターネットに代表されるネットワークの先端技術と最新のセキュリティ技術の基礎をしっかりと身につけます。これらの技術を駆使し、高度情報化社会のインフラストラクチャを支えうる技術者教育を実践しています。

カリキュラム

1年次

情報処理工学の基礎を学ぶ

ICT業界で活躍できる力を2年間という短い期間で確実に身につけるため、情報処理工学の基礎を固めるための様々な講義や実験を1年次中心に用意しています。ここで得た知識や技術は、応用力の修得につながるだけではなく、社会に出て新たに直面した問題を解決するときにも活かされるものです。

ピックアップ授業

プログラミング演習Ⅰ
プログラミング演習Ⅰ01

多くの演習課題を通じて、C言語についての基本的な知識を習得し、プログラミング能力を養います。また、プログラム設計の手順を理解し、グループで問題に取り組むPBL(Problem Based Learning)で実践力を身につけます。

ネットワーク
ネットワーク01

あらゆるものがネットワークに接続されるIoTの世の中が現実となる中、インターネットは、もはや経済活動や社会生活の基盤となっています。この授業では、インターネットを支えるネットワーク技術を体系的に学びます。

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2年次

演習中心の授業で応用力をつける

2年次では、ICT業界での多岐にわたる仕事に対応するために、広範の科目で演習中心とした知識の習得を行います。演習を豊富に行うことで、応用力を磨くことで、社会で生き抜く力を養うことができます。また、一部の実験や演習では、問題解決型の学習方法をとり、習得した知識を用い、他社と協議しながら問題を解決する方法を計画し実行することができる力を身につけます。

ピックアップ授業

情報セキュリティ
情報セキュリティ01

現在の情報化社会では、コンピュータやネットワークを使用して、さまざまな情報が収集、管理、活用されています。この授業では、重要度が増している情報セキュリティについて、暗号理論から、認証技術、ネットワークセキュリティなどの最新の技術について学びます。

コンピュータグラフィックス
コンピュータグラフィックス01

情報は、文字や数値だけでなく図形や画像などさまざまな表現手段を用いて活用されます。この授業では、コンピュータで画像を生成・処理する原理、方法について学びます。

科目一覧を見る

目指せる資格

ITパスポート試験、基本情報技術者試験、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定、CGクリエイター検定、ウェブデザイン技能検定、Microsoft Office Specialist

卒業研修

UNIX(講師:豊田 信一)

コンピュータを利用するのに必要不可欠なOSの中の一群である「UNIX」系OS。代表的なPC用UNIX系OSのLinuxを主に使い、今後ますます重要となるであろうUNIXサーバの構築・運用、UNIXアプリケーション開発等についての研修を行います。

UNIX

ユーザ・インタフェース(教授:佐藤 清次)

人間とコンピュータが色々な形で情報をやりとりすることで、人にやさしいシステムを開発する研修を行っています。たとえば、手の動きだけで直感的にロボットを制御するシステムや、音声認識、音声合成、人工知能を搭載した対話型ロボットなどを開発しています。

ユーザ・インタフェース

卒業研修テーマ名(一例)

・Windowsプログラミングに関する研修 ・Webアプリケーションに関する研修 ・ネットワークコンピューティングに関する研修 ・CGアニメーション制作に関する研修 ・マンマシンインタフェースに関する研修 ・ゲーム制作に関する研修 ・UNIX系OSの運用とアプリケーション開発に関する研修 ・マルチメディアコンテンツの制作に関する研修

実験・実習を見る

学生Voice

  • 森山 空耶

    森山 空耶

    初めて学ぶ内容でも、
    基礎から丁寧に教えてくれます。

    普通科出身で授業についていけるか不安でしたが、基礎から丁寧に教えてもらえるのと、少人数での講義・演習が多いので質問がしやすいです。「情報処理実験」ではプログラミング言語を使い、初めてゲームを制作したことが印象に残っています。卒業後は関西大学に編入学し、情報工学を追究していきたいです。

    情報処理工学科

    兵庫県立川西明峰高等学校 出身

  • 山本 沙弥

    山本 沙弥

    豊富な演習をとおして、
    情報通信技術を学ぶ。

    情報通信技術やプログラミングなどの基礎知識を短期間で学ぶことができます。「情報処理実験Ⅱ」ではグループでの演習をとおして、他の学生と協力しながら課題解決できたことが印象に残っています。卒業後はIT関係の会社へ就職し、本学で学んだ知識を活かして、社会に役立てていきたいです。

    情報処理工学科

    兵庫県立東播磨高等学校 出身

教員・研究室の紹介

【金子 豊久】研究室【教授(博士(工学))】

受験生・学生へのメッセージ

学生諸君!今、君たちに必要なのは「夢を強く思い続けること」
ウォルト・ディズニーは「夢をかなえる秘訣は4Cだ」と言っています。Curiosity(好奇心)、Confidence(自信)、Courage(勇気)、Constancy(夢を持ち続けること)。
ここに、CIT(産業技術短期大学)のCを足した「5C」で、夢の実現に向けて一歩踏み出しましょう!

授業紹介

「いつでもどこでもだれとでも」のスマートフォン。皆さんは、なにげなく超高性能のコンピュータを持ち歩き、しかもネットワークを通じて世界とつながっています。実はこれはとてもスゴイことなのです。
私の担当する「ネットワーク」では、「どこでもコンピュータ」、「どこでもネットワーク」を実現するユビキタスコンピューティングの基礎技術を学びます。

研究紹介

私の研究テーマは、「通信」です。「通信」は「通心」に通じ、人と人が心を通わせるためにはどのようなコンピュータやネットワークをつくればよいか日々考えています。
SNS(Social Networking Service)での絵文字やアニメーションは、より豊かな感情を表現するのに絶大な効果がありますよね。ぜひ私と一緒におもしろい「通心」ソフトウェアの開発をしませんか?

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【廣瀬 健一】研究室【教授[博士(工学)]】

受験生・学生へのメッセージ

コンピュータは好きですか?嫌いですか?
コンピュータも人と同じです。よく理解してあげて、どのように動けばよいかを正しく手順を指示してあげると、人に役立つたくさんのことを手助けしてくれます。しかし、正しく指示してあげないと何もしてくれません。
本学科に来て、コンピュータのことをもっと理解してあげましょう!

授業紹介

「私はビジュアル情報(画像)に関する科目を担当しています。「コンピュータグラフィックス」では、画像や映像をコンピュータがどのように作り出すのか、その方法やしくみについて学びます.「画像処理」では、カメラから得られる画像や映像をもとに、コンピュータがどのような情報を扱ったり,得たりするのか、そのしくみを学びます。

研究紹介

私の研究テーマは「画像を用いたヒューマンコンピュータインタラクション」です。
コンピュータがカメラを通して取得する画像や映像からの情報処理(画像処理)やコンピュータが作り出す画像や映像の視覚的情報(コンピュータグラフィックス)を利用した人に役立つシステム作りについて日々考えています。

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【廣田 正行】研究室【教授〔博士(工学)〕】

受験生・学生へのメッセージ

「今の世の中、コンピュータくらいできないとなぁ…」って思っていませんか? では「コンピュータができる」ってどういうことでしょうか? ワープロが できる!? ネットができる!? 写真の加工ができる!? いやいや、それくらいのことではもったいないっ! 情報処理工学科では「それ以上のこと」を楽しみながら身に付けてもらいます!

授業紹介

我々のまわりには様々なデータがあふれています。データはそのままでは何の価値もなく、役に立つ情報を引き出してこそ意味のあるものとなります。そこで 登場するのが「データ処理法」です! この講義では、携帯電話のお得なプラン選択やプロ野球の戦力分析などなど・・・身近なデータを処理して分析してデータ処理を勉強していきます。

研究紹介

ゲームでおなじみのシミュレーション!実はゲーム以外のところで大活躍しています。実際にやってみると危険な実験、お金や時間、手間がかかる仕事、etc…そんなときにシミュレーションの登場です!我が研究室では数あるシミュレーション技術の中から乱数を使うモンテカルロシミュレーションを利用し研究をしています。

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【村山 淳】研究室【准教授 博士(工学)】

受験生・学生へのメッセージ

本学での学生生活は、2年間と短いものです。しかし、本学科での学びは、SE・プログラマとして活躍できるための知識を厳選していると自負しています。将来情報分野で活躍したい高校生のみなさんは、是非とも私たちと学びましょう。

授業紹介

【ネットワーク基礎】
現代社会で生きる上で必須の知識であるネットワークの使い方や、これらを動かす仕組みの基礎的な部分を学び、SE・プログラマとしての1歩目となるような基礎的な知識を養います。

【情報リテラシ演習】
コンピュータによる文書の書き方、表計算ソフトの使い方、プレゼンテーションの作り方を学びます。

【プログラミング演習 Ⅲ】
近年、プログラミングの現場で多く用いられているオブジェクト指向プログラミングの基礎を演習を交えながら学びます。

研究紹介

力覚インタフェースを用いたバーチャルリアリティの応用に関する研究を行っております。

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【佐藤 清次】研究室【教授(工学博士)】

受験生・学生へのメッセージ

情報処理工学科でもっと詳しくコンピュータについて学びませんか。
コンピュータの内部構造(ハードウェア)からプログラミング(ソフトウェア)まで詳しく学ぶことで、コンピュータをどのような事に応用できるのかが見えてくるはず。身の回りにあるコンピュータを応用した機械の仕組みも理解できるようになります。

授業紹介

「IT基礎」 現在のビジネス社会において、情報システムは非常に重要です。ITについての基礎知識を学び、情報システムを利用するための情報活用力を身につけます。
「プログラミング基礎演習」 色々な機器に使用されている「C言語」を使ってプログラムを作成します。コンピュータに命令し、複雑な計算をさせる方法を学びます。

研究紹介

画像処理について研究しています。例えば、セキュリティ管理に使用される顔認識は、どのような方法を使用すれば簡単に行えるのか、精度はどのようにすれば良くすることが出来るのか、等です。
コンピュータと人間とのインタフェース(情報のやりとり)についても研究しています。より使いやすいコンピュータ、より人間にやさしいコンピュータを目指しています。

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【櫻井 健一】研究室【理学士】

受験生・学生へのメッセージ

IoT(Internet of Things)で人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有される結果、今までにない新たな価値や技術が生み出される時代になってきています。情報工学はこのような時代において必要不可欠なものです。この情報工学の専門知識をもった技術者となり、イノベーションの最前線で活躍してみませんか。

授業紹介

私の担当している「IT基礎」では、情報技術に関する基礎的な知識から、応用的な活用方法までを学修します。ただ知識として学ぶのではなく、今学修していることが実社会でどのように役立つのかイメージ出来る講義を心掛けております。そのために、国内外の IT企業で勤務した経験を生かし講義内で様々な具体例を取り入れております。

研究紹介

地理上のある地点における様々なデータ(各種センサーやリモートセンシングを活用して得た地表データ、ボーリングデータを活用して得た地下データなど)をデータベース化し、地表面から地下に至るまでの情報を活用・解析することに取り組んでおります。
また、ウェアラブルデバイスの実用化に向けた研究も行っております。

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冨永 哲貴 研究室講師【修士(工学)】

受験生・学生へのメッセージ

みなさん自身が自分と向き合い、「学びたいこと」、「やりたいこと」を見つけて下さい。その先に「進学」や「就職」の選択肢が見えてきます。そのためには、みなさんの視野を広げることが重要になってきます。「知らないこと・知らなかったこと」、「様々な考え方」を知ることで、みなさん自身の世界・価値観が変わります。

授業紹介

工学解析基礎と工学基礎演習を担当しています。どちらも、工学を学ぶために必要な基礎となる内容であり、後に履修する専門科目に繋がる重要な科目です。
講義や演習を繰り返すことで、考え方を理解し、計算を確実に行うなど、基礎知識の土台を作ることを目指しています。

研究紹介

e-Learningに関する研究をしています。タブレットなどのモバイル端末を使い個別学習をすることができる教材の作成や、LMS (Learning Management System)を使った予習・復習の教材作成、教員が授業中に使う授業補助教材の作成などを行っています。
教材は「数学」や「物理学」だけでなく「画像処理」、「コンピュータグラフィックス」などの内容を扱っています。

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【豊田 信一】研究室【准教授 博士(理学)】

受験生・学生へのメッセージ

かつて、とある有名なハッカー(プログラミングがとても得意な人)がコンピュータのどこが好きかと問われて答えました。「プログラムを作ることで、私の思うままの世界をコンピュータの中に作れるところだ」と。いまや日常生活の一部となったコンピュータですが、さらにそれを隅々まで使いこなせることでわかる喜びがあります。それをみんなで見つけていきましょう。

授業紹介

ハードウェア応用、オペレーティングシステム等のコンピュータの基本に関わる科目や、アルゴリズムとデータ構造といったプログラミングに必要な基礎知識を担当しています。普段コンピュータを使っているだけではあまり意識することのない部分ですが、それだけにコンピュータを専門に学んでいるという実感があります。

研究紹介

Linuxを用いたシステム構築やプログラミング、三次元仮想空間の制作等を主に行っています。Linuxはサーバ等で多く使われているオペレーティングシステム(OS)です。少々とっつき難いところはありますが、慣れればコンピュータシステムのより深いところまで知ることができます。コンピュータをより自由自在に扱いたい人にはお薦めです。

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卒業後の進路

就職

卒業生インタビュー

産業技術短期大学は、産業界が設立しているため、企業からの信頼も厚く好不況かかわらず就職に強い大学として知られています。
また、学生一人ひとりの「夢」の実現のためにも、教職員が一体となって全力でサポートしています。
そんな本学の魅力を一番身近に感じることのできる、卒業生たちの声をお届けします。

  • 豊 碧空

    豊 碧空

    漠然とIT関係の仕事に憧れ産業技術短期大学へ進学。プログラミングはもちろん、インターネットやハードウェアの仕組みなど基礎から幅広く学ぶ中で、人の役に立つシステムを作るSE(システムエンジニア)になる夢ができました。卒業後はプラスチック製品の総合メーカーである住友ベークライトのグループ会社へ入社。社内SEとして工場内のシステムインフラの整備や場内システムの開発・保守、場内のスマートファクトリー化などを担当しています。ユーザーである社員の方々から要望や意見、評価がダイレクトに届くのでやりがい十分。まだまだ頼りないですが、IT技術に関することなら社内一と言われる、信頼と実績のあるSEになりたいです。

    2020年度卒業

    住ベ情報システム株式会社 勤務

主な就職先

コベルコソフトサービス/グローリーシステムクリエイト/読売システック/島津エス・ディー/インテックソリューションパワー/三菱電機/菱友システム技術/ディップ/住友ベークライト/エスユーエス/システムスクエア/アスノシステム/SRIシステムズ/アイエックス・ナレッジ/フジ・データ・システム/LASSIC ほか

編入学

卒業生インタビュー

産業技術短期大学では、本学から4年制大学へ進学する「編入学」の実績が抜群です。毎年多くの学生が国公私立大学へ編入学しています。
編入学を希望する学生のため、資料の閲覧や各種相談ができる窓口の開設、編入学の詳しい「編入学アドバイザー」の先生たちなど、様々な体制を整えています。
そんな本学の魅力を一番身近に感じることができる、卒業生たちの声をお届けします。

  • 椿 俊輔

    椿 俊輔

    本学で得た知識をさらに深く学びたいため、編入学をめざしました。編入学試験対策の科目や講座を受講でき、日々の講義がそのまま試験対策になりました。また、編入学を果たした先輩から話を聞ける機会もあり、合格へ向けて自分に何が足りないのかが分かり、非常に励みになりました。面接が特に苦手でしたが、担任の先生から志望動機の答え方を含む模擬面接を何度も指導いただき、落ち着いて臨むことができました。

    2019年度卒業

    高知工科大学 情報学群 情報とメディア専攻 編入学

主な編入学先

奈良女子大学/徳島大学/高知工科大学/徳島大学/関西大学/龍谷大学/大阪工業大学/大阪電気通信大学/大阪産業大学/東京情報大学 ほか

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