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平成23年度入学式 学長式辞

平成23年度入学式:4月2日(土)10:00より本学講堂にて挙行されました。
学長式辞では、本学の牛尾学長から「夢」いっぱいの新入生に激励とお祝いのことばが述べられました。

学長式辞の一部を紹介します (ビデオもご覧いただけます)学長式辞の動画はこちら

 新入生の皆さん、産業技術短期大学への入学、おめでとうございます。 また、保護者の方々には、お子さん達の入学を心からお祝い申し上げます。
ここに平成23年度の本科への入学式を挙行するにあたり、学長として一言述べさせていただきます。

(途中一部略)

 さて、わが産業技術短期大学は、その建学の精神にも謳われている通り、我が国産業界の将来を担うことの出来る中堅技術者を育てることを目的として、1962年、鉄鋼会社を中心とする日本鉄鋼連盟の発起によって、ここ尼崎の地に設立されました。  爾来、半世紀にわたり、ものづくりを中心として、科学技術立国を目指す我が国産業界の要望に対応した技術者教育をめざして、

 ◎基礎学力の充実と実学重視の工学教育、および、
 ◎教養豊かで、視野の広い社会人としての人間形成教育、 という教育理念の下、すでに1万2千500余名の卒業生を社会に送り出して参りました。 大学としての規模は決して大きくはありませんが、充実した少人数教育や、社会人学生との共学など、全国的にみても数少ない、極めて特色のある優れた工学系短期大学であります。

 ここに並んでいる 290名の皆さんは、今日この優れた特徴を持つ産業技術短期大学に、その第50期生として入学されました。今日からこの大学で4つの学科に分かれて、2年間の研鑽を積むことになったわけですが、2年後には皆さんが揃って短期大学士の学位を授与され、めでたく卒業出来るよう努力されんことを、教職員一同願ってやみません。

(途中一部略)

 皆さんがこれから過ごす大学というところは、"自ら学ぶところ"であります。

(途中一部略)

 皆さん、こだわりを持って学んでください。小中高から大学まで、学校という場では、答えのある、あるいは、答えのわかっている問題を学びます。その答えをどのように導き出すか、問題を理解し正しい答えを求めるために必要な基礎的学力、その答えを導き出すあらゆる方法、その答えが正しいのかどうか、などについて大学を含めて学校というところは学びの場、議論の場を提供します。

(途中一部略)

 しかし、皆さんがここを卒業して実社会に出て直面する問題には、勿論すぐ答えの出るものはたくさんありますが、正しい答えのまだ判らないもの、あるいは、答えの無いものも数多くあります。いや、皆さんの人数だけ個別の解があると言い換えてもいいとおもいますが、このような場合どうすればよいのでしょう。 皆さん自身の考える力、判断力、実行力を結集して、自分の責任で精一杯考えて、道を探してゆくしかありません。ここに、みなさんが大学で学ぶ理由、いや、生涯を通じて学ばなければならない理由が示されているのです。 

 大学は、教師から学生への一方向的な、いわゆる教室における授業を受けるだけの場ではありません。実験や実習などによって物事に具体的に接して体験を深め、さらに参考資料を時間をかけて調べるなど、全てを通じて自ら考えることを学ぶところです。この、"自ら考えること"こそ、大変重要なことなのです。皆さんがここを卒業して社会に出て行くとき、皆さんのもっている実力・能力というのは、このことなのです。そのために、講義や実習・実験、さらには自由な時間も、その多くを学生の皆さん自身の計画に委ねているわけであります。この中で、どのようにこれからの2年間を過ごすかということは、まさに皆さん自身がたてた計画によることになります。

(途中一部略)

 勿論、皆さんは、人間が一人で全く独立して生きてゆけるわけでもなく、多くの人とのつながりのなかで生きていることを知っています。皆さんの周りには、親を始め兄弟や親戚、友人や同級生、恩師や新しい教職員など、多くの人がいます。そして、皆さんはそれらの人の間で、育てられ、鍛えられ、社会的責任を担うことの出来る一人前の大人として成長するのであります。それらの教職員や先輩が皆さんに与えてくれる多くのアドバイスに耳を傾けなさい。また、親・兄弟や友人の意見にも耳を傾けなさい。さらに、本を読み自己の実力を高めるよう努力しなければなりません。 そのような努力し続ける生活にはつらいことがあるかもしれません。しかし、それらを通じて何人かの仲間が出来、ほんとに親しい無二の親友と呼べる人も出来るだろうと思います。これもまた大切なことであろうと思います。

(途中一部略)

 これからの学生生活を有意義なものであったと、2年後に皆さん全員が言うことが出来、胸を張って卒業できるよう過ごしていただきたいと思います。 最後にもう一度、皆さんの産業技術短期大学入学に心からおめでとうを申し上げ、これからの2年間を健康で楽しく過ごされるよう願って式辞といたします。

平成23年4月2日
産業技術短期大学 学長
牛尾 誠夫

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