産業技術短期大学人開センター

個人のお客様 通信教育工業科目 : 油圧上級

油圧上級

特徴・狙い

油圧設備の運転・保守に必要となる内容で構成されています。
油圧設備工事の施工要領、留意点、試運転要領、官庁届出等の工事の実務に必須の項目が理解できるような内容となっております。
理論より、実用およびミス防止に重点をおいております。
内容を容易に理解できるように、表現をやさしく、図、表を多く取り入れております。特に、油圧機器は外観に慣れることがことが先決と考え、断面図、分解図を添付しております。

対象者

本校の通信教育の「油圧」を終了された方、製造現場で、機械設備の運転、保守に携わる方、また、電気設備の設計に携わる方で、油圧に関する知識を必要とされる方、および製造ラインの操業を担当している方等で油圧技術の知識をさらに高めたい方に最適です。

受講料 10,600円(含消費税)
受講期間 6ケ月

内容

1章 油圧作動油の管理 油圧作動油の定義と種類、作動油の選定基準、作動油の保守管理
2章 JIS油圧図記号 油圧機器の用例、基本記号、運用規則
3章 油圧ポンプ 油圧ポンプの分類、油圧ポンプの構造、油圧ポンプの性能
4章 油圧制御弁の構造と作動特性 圧力制御弁、方向制御弁、流量制御弁、複合弁、ロジック弁、比例電磁式制御弁、EH比例電磁式制御弁、サーボ弁
5章 熱の有効活用 伝熱、熱管理
4章 油圧制御弁の構造と作動特性 圧力制御弁、方向制御弁、流量制御弁、複合弁、ロジック弁、比例電磁式制御弁、EH比例電磁式制御弁、サーボ弁
5章 回路設計の実際 油圧設計に必要な計算と法則、流体の特有な現象、回路設計のポイント、油圧回路設計例、油圧回路応用例
6章 油圧設備の工事 パワーユニットの取付、配管工事、酸洗、フラッシング、試運転要領、官庁届出事項
7章 油圧設備の故障例 対策例 回路上の問題、コンタミナント問題、施工・管理上の問題機器の異常
8章 省エネルギー事例 機器の高効率化、最適回路の採用

*第6章には、油圧設備の工事の実務に必須項目が記載されており、実作業に役立ちます。
*テキストはB5版204ページ、巻末に「単位換算表」、「質問票」がついております。「質問票」を送ると添削者から疑問点の丁寧な回答があります。