機械工学科

新たな時代を切り拓く
機械エンジニアに!!

機械工学科の特徴

  • 機械デザインの基礎を幅広く学ぶ

    機械デザインの基礎を幅広く学ぶ

    機械のデザインで重要な材料力学・流体力学・熱力学(3力学)や設計法、製図法を基礎からじっくり学びます。社会が求める多様な機械製品をつくるため、さまざまな関連科目や実験・実習科目に取り組みます。

  • ロボットで機械デザインを体得する

    ロボットで機械デザインを体得する

    将来、大活躍が期待されるロボットを題材に、機械の動きの仕組み(機構)を学び、機械をデザインする力を養います。また、ロボットを制御するためのプログラミング演習についても取り組みます。

  • ITを活用するシミュレーション教育

    ITを活用するシミュレーション教育

    最新のIT(情報技術)をツールとして最大限活用します。3次元CAD(コンピュータ支援設計)やCAE(コンピュータ支援工学)について扱い、機械工学のベースである3力学に応用する技術を養います。

カリキュラム

1年次

機械工学の基礎である「力学」「製図法」「設計法」を演習中心で学ぶ

機械のデザインで重要な「材料力学」「流体力学」「熱力学」(3力学)や「機械製図法」「機械設計」を演習中心で習得します。前期は、そのベースとなる「工業力学」「機械工学演習」などの物理や「微分積分学」「線形代数学」などの数学を学びます。後期は、機械工学のベースとなる「3力学」「設計」「製図」について学びます。

ピックアップ授業

機械工学入門(1年生前期)
  • 機械工学入門(1年生前期)

機械工学は、社会に役立つものづくりの基礎となる学問領域です。機械工学入門では、ロボット制御などのさまざまな演習を交えて、ものづくりの全体像をつかむことを目的としています。機械工学が果たす役割を理解するとともに機械エンジニアに必要なセンスの修得を目指します。

機械製図法Ⅰ(1年生前期)
  • 機械製図法Ⅰ(1年生前期)

機械製図法は、ものづくりにおいて必須のコミュニケーション手法です。三次元の機械部品を二次元の紙の上に設計図として描き表し、描かれた設計図を読んで三次元の形状を再現する手法を学びます。また、図面の書き方やルールを図面の手書きにより体得します。

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2年次

機械工学の知識や技術の幅を拡げて、実践する

機械工学で重要な3力学・製図法・設計法だけでなく、実験で実践したり、コンピュータで応用する方法を学んだり、知識や技術の幅を拡げます。また、機械工学や幅広い工学の知識を総動員して、研究やコンテンツ制作を行う卒業研修を行い、自らで考える力を養います。

ピックアップ授業

機械工学実験Ⅱ(2年生前期)
  • 機械工学実験Ⅱ(2年生前期)

1年生後期の機械工学実験Iにつづく、機械工学を実験で体得する科目です。機械計測や機械製作などの機械に関するいくつかの実験を行います。実際に手や足を動かし、教室で学んだ知識を身体で理解します。

機械CAD(2年生前期)
  • 機械CAD(2年生前期)

機械設計や機械製図法につづく設計関連科目です。CAD(コンピュータ支援設計)ソフトを利用して、設計開発エンジニアに不可欠な図面と製品の間の情報のやり取りを体得します。実物のスケッチ、CADソフトによる図面の作成などの作業を通じて図面の読み描き能力を養います。

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目指せる資格

エネルギー管理士、機械設計技術者、CAD利用技術者、トレース技能検定、技術士補など

卒業研修

スターリングエンジンの開発(准教授:竹内 誠一)

外燃機関であるスターリングエンジンは、理論上の熱効率が高いことから、地球にやさしい環境調和型の動力源として期待されています。スターリングエンジンの実用化を目指し、実際に模型クラスのエンジンを試作し、動力源としての利用を図ります。

スターリングエンジンの開発

新しいひずみ測定装置の開発(講師:堀 靖仁)

「より長く、安全に、機械製品を使う」ためには、機械材料がどのくらいの強さで力が加わると、どれくらい変形して壊れるのか知る必要があります。機械材料の引張試験では、多くの場合ひずみゲージと呼ばれる、材料の形状の変化量(ひずみ)を測るセンサーを使用します。しかし、ガス管などに用いられるポリエチレンなどの一部の機械材料には、接着の問題でひずみゲージが使えません。そこで、どんな機械材料のひずみ測定することができる、新たなひずみ測定措置を開発しています。

新しいひずみ測定装置の開発

卒業研修テーマ名(一例)

レスキューロボットの開発・製鋼プロセスに関する研究・燃焼の数値解析・転がりすべり疲労き裂発生進展挙動の連続観察・機械材料の強度解析システムの構築・原子レベルからのマテリアルデザイン

実験・実習を見る

教員・研究室の紹介

二井見 博文 研究室博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

卒業研修で、ロボットの開発を行っています。これまで、階段昇降ロボットや人間型ロボットなど様々なロボットを開発してきました。ロボットを製作するための基本的技術を指導します。しかし、アイデアを出すのは学生達です。自分達で考えて、アイデアを現実のものとしていきます。

授業紹介

ロボティクス通論:2年後期に、「ロボティクス通論」の講義があります。ロボットの歴史から始まり、ロボットの構造・部品、ロボットの設計など、ロボットに関する様々なことを学びます。講義では、ビデオの映像や実際のロボットなどを使い、最新のロボット技術について学ぶことができます。

研究紹介

これまで階段昇降ロボットの研究を行ってきました。目標は階段を上る車椅子を作ることです。単に階段を上れるだけではいけません。一番大切なことは安全性です。階段の途中で絶対に転倒しない仕組みが必要です。階段昇降車椅子の実用化を目指して研究を行っています。

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樋口 善彦 教授博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

機械工学科で生産プロセスについて学びませんか。
世の中の生産プロセスで実際に起きていることを評価したり、解明します。実際の現象を理解することで、新しい技術やプロセスの提案を目指しています。そのために、ミニチュア装置での実験や数値シミュレーションを行います。

授業紹介

「工業材料」「鉄鋼材料学」ものを作ったり、使ったりする時に、その性能を最大限に引き出したいですね。そこで、使用する材料の性質と使い方を詳しく解説します。「化学熱力学」「金属物理化学」材料の性質を向上させる方法を基礎から学びます。

研究紹介

鉄鋼プロセスで効率よく高性能の鉄鋼製品を作るため、鋼の純度を高めたり、プロセスの時間を短くする研究をしています。鉄鋼プロセスはまだまだ向上の余地が残されている「宝の山」です。一緒に宝探しをしてみませんか?

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竹内 誠一 准教授博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

自動車や船といった乗り物、洗濯機や冷蔵庫等の電化製品、さらにはロボット等々、世の中には非常にたくさんの「もの」があります。
機械工学科では、そんな「もの」をつくり出すための知識を学ぶことができます。
将来、機械エンジニアになって、何か「もの」を作ってみたいと思われる方は、是非、この機械工学科に入学して一緒に勉強しましょう。

授業紹介

私が担当している「熱力学」はものづくりの最も基礎となる科目であり、材料力学・流体力学と併せて三力学とも呼ばれます。
ものをつくるためには、必ず熱エネルギーが必要であり、また、つくられた製品に関しても「放熱」という熱の問題が付きまといます。このように、熱が関わらない「もの」は世の中に存在しないと言っても過言ではありません。
この熱力学では非常に重要な熱エネルギーに関する基礎知識を学びます。

研究紹介

大型燃焼炉内の放射伝熱に関する研究を行っています。
地球が太陽の光によって暖められているように、電磁波(光)は熱を伝えるという特性を持っています。この熱の伝わりが放射伝熱であり、大型の火炎もまた赤外線という電磁波を発射し、それによって大量の熱を伝えます。
そこで私は、燃焼炉内に作られた大型火炎がどのくらいの熱を伝えるのか等を数値シミュレーションで調べています。

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牧田 太郎 講師工学士

受験生・学生へのメッセージ

最近新聞等で報道される事故の様子からもわかるように、どんなに格好良い機械を作っても、それが壊れてしまっては期待した成果をあげられないだけでなく、人的・物的な被害を生み出してしまいます。
ものづくりを楽しく行うために、言い換えるとものづくりで「悲しみ」「憎しみ」を生み出さないために、必須となる機械工学の基本的内容についてしっかり勉強しましょう。

授業紹介

私が担当している「機械製図法Ⅰ」および「機械製図法Ⅱ」では、現代の機械工業界において必須のコミュニケーション手法である製図の基礎を学びます。三次元の物体である機械部品を二次元の紙の上に設計図として描き表し、また描かれた設計図を読んで三次元形状を再現する製図の手法を身につけるための科目です。

研究紹介

転がりすべり疲労に関する研究を行っています。これは歯車や転がり軸受のピッチング、フレーキング、圧延ロールのスポーリングおよび鉄道車輪・レール踏面のシェリングなどを引き起こし、機械設備の経済性・安全性を脅かしています。それを防ぐための研究です。上昇気流に乗りつつある日本産業を共に縁の下で支えて行きましょう。

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堀 靖仁 講師修士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

機械工学はものを設計したり、製造する時に必要不可欠です。機械工学科では、機械工学の基礎を学びます。機械エンジニアになりたい学生さんや、機械工学に少しでも興味がある学生さんは、ぜひとも一緒に学びましょう。

授業紹介

私は主に機械設計を担当しています。授業は最初、材料の強度や剛性などのはなしから、ねじなどの部品の設計を行っています。最終的には、ねじジャッキの設計を行います。

研究紹介

材料のひずみを測定するためには、一般的にひずみゲージを材料の表面に接着して行います。しかしながら、一部のプラスチックスは接着性に乏しいものがあります。そのようなプラスチックスのひずみをひずみゲージを使わず測定するための方法を研究しています。

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浅尾 慎一 講師博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

流れを知り、流れを操る。
流れを0と1の世界で見る。
これらをモットーに研究を行っています。
流体工学とコンピュータにどっぷりつかりたい方、お勧めです。

授業紹介

機械工学実験で表計算ソフトを用いた数値シミュレーションを行っています。
本来、数値シミュレーションはFortranやC言語などのプログラム言語を使って行うものですが、より手軽にわかりやすくシミュレーションを行うために表計算ソフトを用いています。本実験では熱せられた棒の冷却の様子をシミュレーションしています。

研究紹介

静止流れ場を移動する複数物体周り流れの数値シミュレーションを行っています。
たとえば、コーヒーをかき混ぜ棒でかき混ぜる場合、どのような流れができ、どのように流れが全体に伝わっていくのか、また、かき混ぜ棒にはどのような力がかかっているのかなど、コンピュータを使ってシミュレーション解析しています。

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森 英喜 講師博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

機械工学科では、有史以来の「ものづくり」の伝統・経験としての知恵を体系化し学問とし、知識として学びます。そして、その知識を生かして新しい「ものづくり」の知恵を創造し、安全で快適な社会作りに貢献していきましょう。

授業紹介

機械部品の性質や強度について学ぶ材料力学の講義を行います。例えば、クレーンが重いものを「安全に」持ち上げるためにはどんなことを考える必要があるでしょうか?どれくらいの重量を持ち上げるのか?どれくらいの高さに持ち上げるのか?そんな条件をみたす「安全な」クレーンを作るための基礎を学ぶのが材料力学です。

研究紹介

金属の強さや粘さをコンピュータを用いて原子レベルで調べています。日常では、一見、何の変化もない金属もその内部でダイナミックな変化が起こっています。なぜモノは変形するのか?なぜモノは壊れるのか?その答えをコンピュータの助けを借りて調べています。また、最先端材料であるカーボンナノチューブの研究も行っています。

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松原 孝典 講師博士(工学)

受験生・学生へのメッセージ

国際的にロボティクス分野やAIやIoTなどのIT分野が急速に発展しております。これらを活用し、すべてのものづくりのベースとなる学問が機械工学です。時代の流れを触れながら、機械工学を学び、新しい時代で活躍する機械エンジニアになりましょう。

授業紹介

機械工学の基礎となる数学や化学の授業を担当しています。機械工学の主要な学問である熱力学・流体力学・材料力学・機械力学において必要な基礎数学や、機械要素の材料について分子レベルで考えるための基礎化学についてお教えします。いずれも基礎的な内容ですが、機械系エンジニアとなるためには重要な科目です。

研究紹介

天然物の化学反応を活用する毛髪や布などの繊維の染色を研究しています。例えば、緑茶の成分(カテキン)をもちいたヘアカラー(毛髪の染色)の研究があります。緑茶はほおっておくと酸化して色が濃くなっていきますが、このような酸化反応を利用したものです。人にも地球にもやさしい繊維の染色方法の開発を目指しています。

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卒業後の進路

就職

卒業生インタビュー

産業技術短期大学は、産業界が設立しているため、企業からの信頼も厚く好不況かかわらず就職に強い大学として知られています。
また、学生一人ひとりの「夢」の実現のためにも、教職員が一体となって全力でサポートしています。
そんな本学の魅力を一番身近に感じることのできる、卒業生たちの声をお届けします。

  • 土居 旭

    土居 旭

    産業技術短期大学に進学したのは、一般的には4年かかるといわれる内容を2年間で集中して学び、現場で経験を積むことができると思ったからです。“ものづくり工作センター”にて旋盤の使い方や溶接の仕方なども学びました。現在の作業の基礎は、すべて産業技術短期大学で学びました。

    2012年度卒業

    三起機械(株) 勤務

  • 石井 沙織

    石井 沙織

    ものづくりに携わる職業に就きたいと思い、工学を学べて就職率の高いこの大学に入学しました。この大学では、工学の基礎を充分に学べ、応用への理解を深める事が出来ます。さらに部活動や学校行事、就職サポートも充実しており、実現できる事はたくさんあると思います。皆さんもこの大学で充実した大学生活を送りませんか。

    2012年度卒業

    日鉄住金テクノロジー(株) 勤務

主な就職先

新日鐵住金/JFEスチール/神戸製鋼所/合同製鐵/ヤンマー/川崎重工業/ダイキン工業/日立建機日本/三菱電機システムサービス/コベルコソフトサービス/島津エスディー/尼崎製罐/西日本旅客鉄道 ほか

編入

卒業生インタビュー

産業技術短期大学では、本学から4年制大学へ進学する「編入学」の実績が抜群です。毎年多くの学生が国公私立大学へ編入学しています。
編入学を希望する学生のため、資料の閲覧や各種相談ができる窓口の開設、編入学の詳しい「編入学アドバイザー」の先生たちなど、様々な体制を整えています。
そんな本学の魅力を一番身近に感じることができる、卒業生たちの声をお届けします。

  • 永井 明日香

    永井 明日香

    本学在学中に学んだ機械工学の知識やシミュレーションなどのノウハウは、現在も大いに活用。タオルやマットレスなど身近な商品を対象に、柔らかさの分析や数値化、評価理論の確立に励んでいます。

    2014年度卒業

    京都工芸繊維大学 工芸繊維学部 編入学

  • 久森 真

    久森 真

    短大での学生生活において、常に勉学に対するモチベーションを維持でき、「常に自分を見つめ直し、将来の可能性を広げられた。」と実感してます。目標を持って取り組めば、充実した日々を過ごせ、得られるものも大きいと思います。

    2016年度卒業

    富山大学 工学部 編入学

主な編入学先

京都工芸繊維大学/和歌山大学/富山大学/岐阜大学/島根大学/徳島大学/愛媛大学/高知工科大学/佐賀大学/宮城大学/九州工業大学/琉球大学/関西大学/龍谷大学/近畿大学/大阪工業大学 ほか

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