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お知らせ

高校生向け工学系分野体験授業『機械デザインのためのコンピュータシミュレーション』を実施!!

2018.09.06

 2018年8月20日・21日(月・火)の2日間にわたって、兵庫県および大阪府内の高校生を対象にした工学系分野体験学習が本学で開催されました。そのようななか機械系分野では『機械デザインのためのコンピュータシミュレーション』を実施しました。コンピュータの計算技術を活用して、安心で安全な機械デザインを学ぶことが目的です。*本学には機械工学科およびものづくり創造工学科の2つの機械系学科があります。

 まず、機械ってなんだろう?ということで、思いつく機械の絵を描いてもらいました。次に、数値流体力学が専門の浅尾講師からスーパーコンピュータのお話、コンピュータシミュレーションの良いところや実例の紹介がありました。

HP用写真1.jpg














 そのあとは、コンピュータで「力」を見てみようということで、コンピュータの中で物体をモデリングして、「力」や「変形」を見ました。

HP用写真2.jpgのサムネイル画像














 これで、1日目は終了です。


 2日目です。

 知識を深めるため、飛行機の窓が丸い理由を題材に、コンピュータシミュレーションから「力」「圧力」「応力集中」について学びました。

 コンピュータシミュレーションの結果は必ずしも正しいわけではありません。

 そこで、袋やラップフィルムなど包装材でよく用いられるポリエチレンシートを実際に引っ張ってコンピュータシミュレーションの結果と比較してみました。「30 N(3 kg)ってこれくらいの力なんだ」「30 Nで引っ張ったら11 mm伸びるんだ」ということを体験しました。シートを引っ張ったあと伸びたままだったことから、材料力学で重要な「弾性変形」と「塑性変形」について学びました。

 また、専門が分子動力学である森講師からコンピュータシミュレーションの難しさについてお話しいただきました。

HP用写真3.jpg














 ~受講生の声~

「実験の結果とシミュレーションの結果が違うかと思ったら、ほぼ一緒だったのがびっくりしました。」

「シミュレーションで構造解析したあとに実際に実験したり楽しかったです。」

「基礎的な知識が無いとどのように変化しているのかが理解できないので、知識を付けなければ難しいなと思った。シミュレーションはとても楽しかった。」


 本学の機械工学科では、コンピュータシミュレーションやロボットなど最新テクノロジーを活用しながら機械工学を学びます。

 ご興味があれば、オープンキャンパスなどにご参加ください。

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