お知らせ

　2024年1月、機械工学科において、編入学合格者と志望者の交流会を実施しました。合格者として出席いただいたのは、いずれも2024年度編入学試験に合格した機械工学科の２年生である、安達拓郎さん（近畿大学）、上村拓人さん（静岡大学）、小椋いろはさん（新潟大学）、四方颯乙さん（龍谷大学）の４名です。

　合格した大学はもちろん、それぞれ興味関心やバックボーンの違いがある合格者４名に、「志望校の決め方」や「勉強の方法」などをお話しいただきました。

当日の司会は、編入学WG長の機械工学科・浅尾慎一准教授が担当しました。

　まず志望校については、「工学系の大学をリストアップして、自分に合ったところを絞り込んだ」「担任の先生と相談して決めた」など、基本的には自分の興味関心・やりたいことをベースに選んだほか、「編入学試験の受験科目も、志望校を選ぶ際のポイントになった」という意見がありました。また、本学からの合格実績があまりない大学であっても「研究室訪問をすることで、合格に近づくことができる」との声もありました。

　いずれにしても、編入学を目指すのであれば、早めにそれぞれの大学で学べる内容や、編入学試験の情報を調べておくことが重要です。

上村さん（静岡大学合格、写真左）の緻密な対策に、一同感心。小椋さん（新潟大学合格）は理学分野への編入学ということで、他分野への進学対策として有益な情報を話してくれました。

四方さん（龍谷大学合格、写真左）、安達さん（近畿大学合格）はそれぞれ普段の授業をこなすことの重要性や、具体的な目標を決めることの大切さを強調していました。

　実際の試験対策では、やはり「過去問」を入手し、取り組むことは大きな力になります。「過去問を解くときは、ただ解くだけではなく、問題の意図も頭に入れるようにしておけば、口頭試問の対策にもなる」「志望校だけでなく、他の大学の過去問もやってみると、試験で問われやすいポイントがより分かる」など、取り組み方へのアドバイスがありました。

　過去問が不足していたり、入手できなかったりしても、「各大学で共通して問われる部分も多いので、その意味でも他大学の過去問にも積極的に取り組むとよい」という声もありました。

　司会を務めた浅尾准教授からも、「専門科目の試験で聞かれやすい、各分野のコアになる箇所は、授業でも繰り返し取り上げているので、その意味でも普段の授業をしっかり聞くことを意識してほしい。また、卒業研修や大学行事に積極的に取り組むことも、面接等の対策になる」とコメントがありました。

機械工学科・竹内誠一教授からのコメントも交えつつ、和やかな雰囲気で会話が弾みました。

最後に仲田学長から、「これから編入学を目指す方は、今日の話の中で取り入れられそうなところを活用して頑張ってください。そして合格者の方は、編入学先でやりたいことを勉強して、また新たなステップを見つけられることを願っています」とお話がありました。

　その他は、「計画通りきちんと進むことはなかなかないが、やるべきことの優先順位を考えるためにも、計画は立てるべき」「どれだけがんばったらよいのか分からないまま勉強するのはつらいので、たとえ低くても目標は決めた方がよい」などの意見もありました。

　編入学試験に向けての取り組み方は、志望校や科目の違いなどもあり、人それぞれですが、自分なりのやり方を模索するためにも、こうした交流の機会は重要になります。機械工学科では、今後も今回のような交流の機会を設けたいと思いますので、編入学に関心がある方は、ぜひ積極的に参加してください。


イベントの様子を5分ほどの動画にしました。こちらにアクセスしてください。

これまでの機械工学科の編入学のイベント
（2022.07.21）"編入学合格者のリアルを聞く"イベントを機械工学科で開催しました
（2021.07.30）機械工学科卒業生が編入学体験談をお話しする会をおこないました！！

機械工学科の編入学合格者のインタビュー記事
（2024.03.05）機械工学科 学生インタビュー　大阪産業大学 工学部 編入学合格者
（2024.02.20）機械工学科 学生インタビュー　近畿大学 工学部 編入学合格者
（2024.02.13）機械工学科 学生インタビュー　新潟大学 理学部 編入学合格者
（2024.01.30）機械工学科 学生インタビュー　龍谷大学 先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程 編入学合格者
（2024.01.23）機械工学科 学生インタビュー　静岡大学 工学部 機械工学科 編入学合格者
（2023.12.12）機械工学科 学生インタビュー　関西大学 総合情報学部 編入学合格者
（2023.11.21）機械工学科 学生インタビュー　甲南大学 理工学部 編入学合格者