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2021.03.19
学科
【機械工学科】AIやIoTに関する資格検定合格のご紹介!!
機械工学科2年生石井健人さんが、一般社団法人日本ディープラーニング協会実施の2020年第3回G検定(ジェネラリスト検定)に合格しました。
また、機械工学科1年生小谷野慎一さんが、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム実施のIoTシステム技術検定基礎検定に認定されました。
お2人は、昨年(2020年)、短期大学に併設されている人材開発センター主催の夏季講座の1つであるAI&IoT入門講座を受講し、学習を継続し、資格取得となりました。
(下に2つの検定のご説明)
G検定(ジェネラリスト検定)
G検定では、「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」とされています。AI分野で特に成果を出しているとされるディープラーニング技術を多くの方に学んでもらうことが目的の1つ。ディープラーニングの基礎知識をもち、適切な活用方針を決定して事業に応用する能力を持つ人材かどうかを検定します。さらに、ディープラーニングを実際に実装するエンジニア向けのE資格というものもあるとのこと。2017年から始まり、2020年までで約5万人受験している注目の検定です。
ディープラーニングとは、ヒトが自然に行うことをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつです。日本ディープラーニング協会によると、「ディープラーニング技術は、画像認識や音声認識等で大きな性能の飛躍を遂げています。機械にさまざまな状況が『見える』ようになるため、ものづくりとも相性がよく、また、さまざまな労働力不足の問題を解決する可能性がある」とのこと。
IoTシステム技術検定
IoTシステム技術検定は、「IoTが産業と社会に新たなイノベーションをもたらすことが期待されるなか、IoTビジネスに関わる方々を対象に設けられた検定」とのこと。IoTシステムの企画、構築、活用、運用改善が求められるなか、基礎検定では、まず、IoTに関する基礎知識を保持していることを認定します。2017年に開始された新しい検定です。
IoTは「Internet of Things(モノのインターネット)」のことで、パソコンやスマホなどの情報通信機器や、すべてのモノをインターネットとでつなぎ、私たちの暮らしを少しでも便利にするシステムを指します。AIなどのデータサイエンス分野の技術と組み合わせてIoTシステムが実現されます。
ものづくりの現場では、ディープラーニングを含むAI技術や、IoTシステムを活用するプロジェクトが重要視されています。将来、機械エンジニアにおいても、AIやIoTの知識は必須となることでしょう。
学校法人鉄鋼学園 人材開発センター
https://www.sangitan.ac.jp/jinzai_kaihatsu/index.html
一般社団法人日本ディープラーニング協会
https://www.jdla.org/
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
https://www.mcpc-jp.org/index.htm