インタビュー

電気電子工学科 卒業生インタビュー(2021年3月卒業 三菱電機株式会社 電子通信システム製作所 勤務)

2021年3月に電気電子工学科を卒業後、現在は三菱電機株式会社 電子通信システム製作所で勤務するM.Kさん(奈良工業高等専門学校より編入)にインタビューを実施しました。

仕事内容はーー
 三菱電機株式会社 電子通信システム製作所では、防衛省向け製品である電子線装置やレーダ等を製造しています。電子線装置は電波の探知や分析・妨害をするものであり我が国の安全に寄与する装置です。その中で私は海上自衛隊や航空自衛隊向けの航空機に搭載する電子線装置の試験・検査を担当しています。陰から我が国の安全を守る製品に携われることに誇りを感じながら日々仕事に取り組んでいます。

産業技術短期大学に進学した理由はーー
 高等専門学校時代は電子制御工学を選択し、プログラミングや電気回路を用いた実習に加えて機械系の分野である製図や溶接についても学びました。その中でも製図においては、工場の生産ラインで使用されるようなロボットアームの応力などを計算しながら設計を行ったことが印象に残っています。これらの経験もあり、産業技術短期大学の電気電子工学科への入学を決めました。

在学中はどのようなことに励んでいましたかーー
 電気電子工学を専攻しており、このほかC言語を用いたプログラミングを中心に学んでいました。そして卒業研究のテーマは「リハビリテーションシステムの設計と製作」でした。これは、脳卒中などの病気によって腕に障害が残った際に楽しくリハビリテーションができ、治療を担当する人の実用性を考慮したシステムでした。本システムはリハビリテーションの苦痛緩和や継続性を目指したものです。

後輩へのメッセージをお願いします――
 学校での授業や経験が、社会に出てから触れた新しい技術や未知の仕事に対する理解への手助けとなっており、自信を持って仕事に取り組むことができています。また、学校での実習を通じて、問題解決能力やチームワークを磨くこともできます。産業技術短期大学での学びは、自己成長や将来の成功に向けた貴重な投資となりました。


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