2025年5月24日に大阪工業大学梅田キャンパスで開催された「製造業対抗ミニ四駆大会・大阪工業大学カップ」に機械工学科・樋口グループの学生３名が出場しました。そのうち１名が決勝戦に進出し、見事に２位入賞を果たしました。

－製造業対抗ミニ四駆大会とは？

この大会では、製造業などのモノづくりのプロやモノづくりを愛する学生が、各自の技術を結集した最強のミニ四駆をつくり本気で挑むレースが行われます（注１）。今回、主催の大阪工業大学がミニ四駆コースを魔改造して開催されました（注２）。急カーブあり、ジャンプ台ありのまさに魔改造された特別コースで全34チームが競い合う大会になりました。機械工学科からは、西森さん、陳さん、森山さんの3名がそれぞれ魔改造したミニ四駆を準備して出場しました。

－見事、2位入賞を果たした「軽トラシャーシ」の魔改造ミニ四駆

西森さん、陳さんは、ミニ四駆のモーター入れ替えなどスピード重視で改造し、予選は通過できなかったものの敗者復活戦での勝ち抜けを果たしました。決勝戦にはたどり着けませんでしたが、ミニ四駆の操縦は堂々としたものでした。

2位入賞を果たしたのは、ミニ四駆のボディを軽トラシャーシに載せ替えた森山さんです。過去の大会の情報から、スピード重視で軽量ボディ化すると、段差やコーナーでジャンプしてコースから離脱してしまうと考え、重量と高さをある程度確保した軽トラックの形状を選択しました。CADで設計した図面を3Dプリンタで作成しました。目立つように赤色のフィラメントを使っています。コースアウトを避けるという戦略が当たり、予選・準決勝を勝ち抜き、決勝戦では2位でフィニッシュすることができました。

注１）MACHICOCO 製造業＆学生対抗 ミニ四駆大会 HPはコチラ
注２）ミニ四駆で魔改造 製造業対抗ミニ四駆大会 大阪工業大学カップ HPはコチラ