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お知らせ

機械工学科卒業生が編入学体験談をお話しする会をおこないました!!

2021.07.30

 2021年7月21日(水)に「機械工学科卒業生が編入学体験談をお話しする会」をおこないました。ここ数年以内に国立大学に編入学した卒業生3名の方をお呼びし(うち2名はオンラインでの参加)、様々な体験談や在学生へのアドバイスなどをお話いただいたトークイベントです。編入学を目指す機械工学科1年生がイベントに参加しました。

(Microsoft Teamsを用いたオンラインの映像)
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 今回、お呼びした卒業生は、次の3名です。編入学1年後の4回生、大学院生、さらに就職した社会人と立場の異なる卒業生が集いました。
 なお、コーディネーターを務めた松原講師も本学卒業後に京都工芸繊維大学への編入学を経験しています。


梶原 周平 さん
2020年3月卒業
同年、富山大学 工学部 機械工学コース 3年次編入学
現在、同大学 4年次

坂東 太郎 さん
2019年3月卒業
同年、神戸大学 海事科学部 マリンエンジニアリング学科 3年次編入学
現在、神戸大学 大学院 海事科学研究科 海事科学専攻 マリンエンジニアリングコース 博士前期課程 1年次

渡邊 克樹 さん
2017年3月卒業
同年、岐阜大学 工学部 機械工学科 機械コース 3年次編入学
同大学 大学院 博士前期課程 修了を経て、現在、マツダ株式会社 勤務 1年目


 トークテーマは、「編入学して良かったこと」「編入学を志望した理由」「合格までの活動」の3つです。
 「編入学して良かったこと」では、多様な価値観に触れることで視野が広がったことを3人の卒業生がそろってお話くださいました。総合大学に進学したことで文系や医学系の学生、留学生など多様な価値観や考え方をもつ方々と交流できたこと、外国に留学する機会が普通にあること、ロボコンなどのイベントへの参加を目的としたプロジェクト活動への参加がしやすく、学生間で深い議論をおこなって真剣に取り組めること、等々。本学卒業後に、編入学を体験することで、視野が広がり、価値観を深めることができたとのことです。

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 「編入学を志望した理由」では、高校卒業直後に受ける大学入試の受験科目と違い、編入学では受験科目を絞って国立大学に挑戦できる、浪人せずに再挑戦できるといったお話をいただきました。機械工学を学んでいく中で進学したいと強く思うようになっていったというお話もありました。

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 「合格までの活動」では、志望大学や関心のある研究室にアプローチしたり、数学と英語をしっかり学んだり、具体的な活動についてお知らせいただきました。最新情報を得るために研究室訪問がとても重要とのこと。コロナ禍の活動についても情報提供がありました。あとは、ひたすら微分積分の勉強をする。編入学試験までのモチベーション維持に、ロボットプロジェクトの課外活動などを通じて学外とのつながりを持つことも重要というご意見もありました。また、短大生のときに学会発表で他大学の学生とお話する機会があり、自分の知識不足を感じ、さらに努力したいと思うようになったとのこと。大学を一歩でて、同世代のなかで、自分の今の力がどれくらいなのかを確かめることは大事です。

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 チャットをつかって、参加している学生さんから「編入学の活動で後悔したことがないか」「編入学後の単位の読み替え」「大学と大学院のちがい」などのご質問もいただきました。
 イベント後の学生さんより、「より一層編入学に向けて勉強頑張りたい」「現実が少し見えました」という感想をいただいきました。また、1時間30分というイベントでしたが、「時間が短い」というご意見もありました。それぐらい濃い内容だったということでしょうか。

 学生の皆さんは、これまで漠然とした目標であった4年制大学への編入学が、今回のイベントでかなり現実味を帯びたものになったのではないかと思います。今後皆さんが努力して、自分の夢を叶えてくれることを期待したいと思います。

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