わくわくロボット操作体験「ロボメイツ」にて、二井見教授が製作に協力したロボットハンドが使用されました!
2022.11.02
10/26(水)、尼崎市立上坂部小学校にて、「わくわくロボット操作体験『ロボメイツ』」が開催され、本学機械工学科の二井見博文教授が設計・製作をしたロボットハンドが教材として使用されました。
「ロボメイツ」は、株式会社エアグラウンド(兵庫県尼崎市)が企画・運営する、「ロボットオペレーター」を育成するための教育プログラムです。今回のイベントでは尼崎市立尼崎双星高等学校商業科の生徒さんたちが、上坂部小学校6年生の皆さんに、ロボットの授業を行いました。体育館を2つのエリアに分け、一方ではロボットハンドの工作、もう一方ではアームロボットのプログラミングを、高校生指導のもと、小学生が順番に体験しました。
ロボット工作の教材として使用されたのが、二井見教授が製作に協力した「パクパクハンド」です。小学校の理科で習う、てこの原理の内容(支点・力点・作用点)が含まれています。説明書は準備していません。組み立て手順を自分たちで考え、組み立てていきます。ロボットハンドを組み立てることで、ロボットハンドの仕組みを理解するとともに、ものづくりの楽しさを知ることができます。
もう一方のプログラミングエリアでは、「みかんまんじゅう」に見立てたピンポン玉を量りに乗せ、トレイに詰めるという一連の作業をアームロボットに指示する実習が行われました。コンピュータに動作を指示するというプログラミングの原理を理解するとともに、実際にロボットが使われる場面もイメージできる内容です。
上坂部小学校の皆さんは、「パクパクハンド」のネジを締めたり、アームロボットの動作を調節したりするのに苦労しながらも、尼崎双星高校の生徒さんとの交流も含め、終始楽しそうに授業に取り組んでいました。出来上がった「パクパクハンド」でさっそくものを掴んでみたり、アームロボットでピンポン玉がうまく掴めると歓声があがったりという場面も随所で見られました。
今後も本学では「ロボメイツ」の活動に、二井見教授の教材開発をはじめとして、協力してまいります。
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