令和5年度(一財)日本建設情報総合センター研究助成に本学教員が 助成内定を受けました。
2024.01.22
一般財団法日本建設情報総合センター(JACIC)が公募を行っている研究助成に、 本学情報処理工学科 櫻井講師の応募が助成内定を受けました。 一般財団法日本建設情報総合センター研究助成とは、建設分野における情報・ス テムを活用した調査研究を助成の対象としたものです。学識経験者を含めた審査 委員会において厳正な審査を経て、インフラ分野のDXへの対応、新現場力の構築、 建設生産性の向上に資する調査研究に対して助成が行われます。 【櫻井 健一 講師 研究テーマ】 タイトル: ボーリングデータを用いた3次元可視化および地層対比システムの構築 主な内容: ボーリングデータを用いて地層を推定することを目的とした研究です。 研究では,日本初となるWebブラウザ上で動作する地層対比システムを開発し、国内の特定エリアを対象に地下構造の推定を行います。 推定結果を既存調査における地質文献資料などから分析した実際の地下構造と比較します。 比較結果より、地下構造の正しい推定を行えたか検証を行う予定です。 これにより、軟弱地盤や断層位置の特定、地盤沈下などのリスク箇所の特定を行うことを目指します。 また、防災や建築業界DX化への対応においても活用することが期待できる研究です。 一般財団法日本建設情報総合センター(JACIC)ホームページ https://www.jacic.or.jp/jacic-hp/index.html 研究助成決定について https://www.jacic.or.jp/josei/pdf/josei_kekka_r05.pdf