資料請求 アクセス Facebook LINE X Instagram

お知らせ

機械系の学生2名がAIに関する検定試験に合格!

2022.01.12

 機械工学科1年生の篠原 匠さん、履修証明プログラム生(機械系)の佐々木 健太さんが、一般社団法人日本ディープラーニング協会実施の2021年G検定(ジェネラリスト検定、*1)に合格しました。お2人とも鉄鋼会社から派遣された社会人学生です。


 社会では、デジタル技術を駆使して生産性を高めるDX(デジタルトランスフォーメーション、*2)が求められています。 本学に併設されている人材開発センター(*3)では、鉄鋼業を中心に産業全体の人材育成に関わる講座を広く展開しています。 今回のG検定合格については、人材開発センターの「AIで変わる製造業」の講座を受講したことや、参考書を理解できるまで繰り返し読み進めるなどの対策を行ったりすることで、合格を勝ち取りました。

IMG_9513_R.JPG

IMG_9536_R.JPG


 篠原さん、佐々木さんのコメントをご紹介します。


篠原 匠さん(機械工学科1年生)

 AI分野の発展は著しく、今後も更なる発展が見込まれています。機械工学科で学んだことに加えて、G検定で学んだ知識をより深めていき、新たな技術の開発やAIを活用した今までにない視点での改善に活かしていきたいと考えています。


佐々木 健太さん(履修証明プログラム生(機械系))

 職場では品質保証部として、鉄鋼製品が安全にかつ問題なく使用できるよう、材料試験や分析をしています。その中で、作業の効率化や業務課題解決においてディープラーニングを活用したいと思い、G検定を受験しました。今後の技術的進歩や社会の変化の中でも、自身の価値を発揮し続けられるよう、広い視野をもって学んでいきたいです。


*1 G検定(ジェネラリスト検定)

 G検定では、「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」とされています。AI分野で特に成果を出しているとされるディープラーニング技術を多くの方に学んでもらうことが目的の1つ。ディープラーニングの基礎知識をもち、適切な活用方針を決定して事業に応用する能力を持つ人材かどうかを検定します。さらに、ディープラーニングを実際に実装するエンジニア向けのE資格というものもあるとのこと。2017年から始まり、2020年までで約5万人受験している注目の検定です。

 ディープラーニングとは、ヒトが自然に行うことをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつです。日本ディープラーニング協会によると、「ディープラーニング技術は、画像認識や音声認識等で大きな性能の飛躍を遂げています。機械にさまざまな状況が『見える』ようになるため、ものづくりとも相性がよく、また、さまざまな労働力不足の問題を解決する可能性がある」とのこと。 (一般社団法人日本ディープラーニング協会HPから引用)

*2 DX(デジタルトランスフォーメーション)

 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。 (経済産業省、“「DX 推進指標」とそのガイダンス”(2019)を引用)

*3 学校法人鉄鋼学園 人材開発センター

 鉄鋼業を中心に幅広いものづくり業界の人材育成のため、多様な業務に役立つ研修や技術講習、通信教育をおこなっています。高校生レベルの基礎的な学び直しから、鉄鋼の製造法や品質管理といった実践的な教育までご用意しています。一部の講座については、本学学生も受講できます。

ページトップへ戻る