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お知らせ

"編入学合格者のリアルを聞く"イベントを機械工学科で開催しました

2022.07.21

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2022年7月14日(木)、「機械工学科編入学合格者とお話しする会」を、編入学を目指す本学機械工学科1年生を対象に行いました。国立大学編入学試験の合格経験者をお呼びし、「合格までに何をしたのか?」「編入学先での研究や生活」といったトピックを中心に、”編入学合格者のリアル”を伺いました。


登壇いただいたのは、本学から国立大学に編入学を果たされた3名の方々。

まず来年度、和歌山大学に編入学予定の機械工学科2年生・香山力也さん。次に現在、和歌山大学の4年生で、化学を専攻している日野真理さん。そして、本学から神戸大学への編入学を経て、現在は神戸大学大学院に在学中の坂東太郎さん(オンライン参加)です。

また、コーディネーターを務めた機械工学科の松原孝典講師も、本学から京都工芸繊維大学への編入学を経験しています。


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・香山力也さん
2021年4月 本学 機械工学科 入学
2023年3月 和歌山大学 システム工学部 システム工学科(機械電子制御メジャー・電気電子工学メジャー) 3年次編入学予定


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・日野真理さん
2021年3月 本学 機械工学科 卒業
2021年4月 和歌山大学 システム工学部 システム工学科(化学メジャー) 3年次編入学(現在4年生)


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・坂東太郎さん
2019年3月 本学 機械工学科 卒業
2019年4月 神戸大学 海事科学部 マリンエンジニアリング学科 3年次編入学
2021年4月 神戸大学大学院 海事科学研究科 海事科学専攻 マリンエンジニアリングコース 博士前期課程 入学(現在2年生)



編入学と一口に言っても、合格した時期も興味関心も異なる3名。それぞれの登壇者から、多種多様な経験や実感が語られました。

まずは「合格まで」の経験。どのように勉強したのか、あるいは編入学に活きた経験などについてお聞きしました。


「GPA」はできるだけ高く

編入学、特に推薦入試において、大きなカギとなるのがGPA(Grade Point Average)です。GPAはできれば3以上はあった方がよい、また編入学の筆記試験や口頭試問に際しても、授業を理解しておくことはとても重要とのこと。特別なことに取り組むよりも、まずは普段の授業や試験をしっかりこなすのが編入学への第一歩と言えそうです。


課外活動や学外講座に参加する

一方で、GPAがすべてを決めるわけではありません。編入学後を見据え、やりたいことを見つけてモチベーションを高める学生プロジェクトをはじめとした課外活動、さらに学外での交流なども編入学の役に立った、という意見もありました。

また、普段授業を真面目に受けるのは前提として、その上で学外の講座を受講するという方法も挙げられました。井の中の蛙にならないよう、外の世界に身を置くのも大切かもしれません。


編入学は多くの場合、3年生から新たな場での学生生活が始まります。交友関係はどうなるのか、勉強についていけるのかなど、「編入学先」での気になるトピックを伺いました。


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交友関係を作るコツ

まず、大学で既に2年間過ごしている他学生の中に入り、どのように友人を作るか、交友関係を築くか、という質問に対しては、新入生(1年生)の輪に入り友人になるとの話がありました。その他、学園祭などの課外活動に関わったり、研究室配属を通じて先輩や友人と親しくなったりと、交友関係を築くチャンネルは様々あるようです。

また、特に理系では気になる、研究室の雰囲気については、個々の研究室によって大きく違うとのことなので、編入学前に調べて、訪問しておくことは入試だけでなく、進学後においても重要かもしれません。


編入学後の勉強や単位取得

その他は、進学後の勉強や研究、単位の取得などの話題が挙がりました。

まず、編入学前に取得した単位がどの程度認定されるかは大学や学部により大きく異なるようなので、注意しておくべきという話がありました。また進学後の勉強に関しては、4年制大学、特に総合大学となると科目数も増えるため、履修や期末試験に当たって情報収集は大切とのこと。総合大学であることを活かし、他学部の科目を履修するのも手、という意見もありました。


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最後に、参加した学生さんからは、「研究室訪問の時、具体的に何をすればよいか?」「推薦枠を勝ち取るにはどうすればいいのか?」「編入に向けてどの科目から勉強を始めたらよいか?」など、積極的に質問が寄せられました。

参加学生の方にとって「編入に向けて今からどう動き出せばよいのか」について考えるきっかけを色々と得られる、充実の1時間半だったのではないかと思います。

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