機械工学科・森英喜准教授が日本金属学会 第72回論文賞を受賞!!
2025.03.31
本学機械工学科の森英喜 准教授が、日本金属学会 第72回論文賞 を共著者の一人として受賞しました。
この賞は、「日本金属学会誌及びMaterials Transactionsに掲載された論文中、学術上又は技術上特に優秀な論文」に対して与えられるものです。(日本金属学会公式ページより)
受賞論文
"Implementation of Atomic Stress Calculations with Artificial Neural Network Potentials"
(和訳:人工ニューラルネットワークポテンシャルを用いた原子応力計算の実装)
論文全文はコチラ→Materials Transactions Vol.64 No.10
受賞研究の概要
本研究では、機械学習技術を応用し、原子レベルでの解像度で応力分布を高精度かつ効率的に予測する新しい手法を提案しました。これにより、材料の強度や変形挙動のより詳細な解析が可能となり、新材料の設計や製造に大きく貢献することが期待されます。
森准教授のコメント
森准教授は、「機械学習技術の応力という力学特性解析への適応という挑戦的な試みが評価されたのは嬉しいことです。今後も機械学習技術を活用した材料設計の研究を推進していきたい」 とコメントしています。
また、森准教授は他の大学・企業と連携しながら、機械学習や計算科学を活用した材料研究を積極的に推進しています。これからも、最先端の研究に取り組み、さらなる発展を目指していきます。
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