イベント・お知らせ
2024.01.19
学科
【機械工学科・機械工学実験】機械加工実習 -手工具による本立て製作-
ものづくりで最も重要なことは、事故の防止につとめながら安全に作業することです。このことは、学校でも工場現場においても同様であり、各工場では「安全第一」の標語をかかげ、生産能率よりも安全を優先させ、労働災害の防止につとめながら生産活動にあたっています。
全体講義において、作業服や保護具の着用や各作業の注意点などを説明したうえで、各班に分かれて作業に入りました。
工具の使い方の説明
実際の実習では、アルミ製本立ての製作を通して、ものづくりの基礎となる金属材料の切断・曲げ・接合の基本作業を習得しました。
アルミ板を切って、曲げて、接合して、サイドのパネルは学生個人のオリジナルデザインで、個々、ユニークなものや、機能的なものを製作しました。
材料のアルミ板
アルミ板の切断
底面のアルミ板を折り曲げ
旋盤によるアルミ棒の穴あけ
学生の作品例
実習2日目は酸素アセチレンガスによる軟鋼の切断と被覆アーク溶接を体験し、切断、接合技術の幅を広げました。
軟鋼の切断
ものづくりの知識・技術を習得し、2年次に取り組む卒業研修で発揮してもらえると嬉しく思います。
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