「機械設計技術者3級試験」に機械工学科の学生3名が見事に合格しました!
2024.01.18
機械工学科2年生の立花健士郎さん、西脇暉希さん、和田有加さんの3名が、日本機械設計工業会が実施した令和5年度「機械設計技術者試験3級」に見事合格しました。一昨年1名、昨年4名が合格し、3年連続の快挙です。
機械設計技術者3級試験は、機構学・機械要素設計、機械力学、制御工学、工業材料、材料力学、流体・熱工学、工作法、機械製図の全8分野から出題され、幅広い専門知識が必要です。合格率は40 %程度と低く、合格した3名は日頃から機械工学科の授業に熱心に取り組み、日々継続的に学習を行った結果といえます。ちなみに、西脇さんは他にも難関国家試験であるエネルギー管理士にも合格しています。在学中に2つの難しい試験に合格した初めての学生です。
「機械設計技術者3級試験」ですが、大学に併設されている人材開発センターにおいて、夏期講座で合格のためのサポートを実施しています。合格者3名のうち2名がこの講座を受講していました。他にも大学と人材開発センターの両方で編入学試験や各種資格試験の合格のための様々な講座を開設しています。ぜひ、皆さんも将来のために挑戦してみてはいかがでしょうか。
機械設計技術者試験
機械設計技術者の技術力を公に認定する試験制度で、一般社団法人 日本機械設計工業会が設計技術者の能力向上の促進、技術者の社会的地位の確立、機械設計業務に係る業務取引基準の明確化等を目的に平成7年から実施しています。3級の試験科目は機構学・機械要素設計、機械力学、制御工学、工業材料、材料力学、流体・熱工学、工作法、機械製図の8科目で、機械や装置の詳細設計の補佐、ならびに関連する製図等の業務を行える能力に達した技術者として認定された者に与えられます。最近は、社員に機械設計技術者試験の合格認定を受けることを推奨する、または、義務付ける企業も増えており、機械設計に関わる分野・業界では非常に認知度の高い認定試験です。3級では、毎年2000名近くが受験し、合格率は40 %程度と比較的難関です。本学の機械工学科のカリキュラムは、機械設計技術者試験の出題科目のほとんどを網羅しており、合格認定を目指しやすくなっています。
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