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2025.10.09

学科

【学会で研究発表】機械工学科学生が日本実験力学会で堂々の発表!

2025年9月16日~18日にかけて、龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)で開催された「日本実験力学会 2025 年度年次講演会」において、本学機械工学科の学生3グループが研究成果を発表しました。発表は4件で、いずれも学外の専門家が集う全国規模の学会における口頭発表という、学生にとっては大きな挑戦となりました。

吉村さんの発表の様子

実社会に近いテーマに、機械工学科学生が研究で挑む

発表(1):小型簡易風洞を用いたリング構造を持つ飛翔体周りの流れの観測
発表者:吉村広明さん、春本大基さん、上村駿さん、小島大和さん(機械工学科2年生)、浅尾慎一(指導教員・機械工学科准教授)

発表(2):U字型はりを用いた伸び計の開発
発表者:三家本哲也さん、王 詠誠さん、川崎龍之介さん、岸優馬さん(機械工学科2年生)、堀靖仁(指導教員・機械工学科講師)

発表(3):リニアモータ型電磁撹拌を模擬する水モデル実験
発表者:判前奈波さん(機械工学科1年生)・樋口善彦(指導教員・機械工学科教授)

発表(4):冷間実験によるフォーミングスラグ高さ測定
発表者:判前奈波さん(機械工学科1年生)・樋口善彦(指導教員・機械工学科教授)

川崎さんの発表の様子

発表を通して得られた、成長と自信

専門用語が飛び交う学会の場で、参加した学生たちは緊張しながらも、自分たちの言葉で研究の背景・目的・結果を丁寧に説明しました。質疑応答では研究者や技術者からの鋭い質問もありましたが、それに真摯に向き合いました。

短大生ですが、学会という専門家の舞台に立ち、自らの研究を語る。その姿は、本学の教育が大切にしてきた「実践力」の成果でもあります。

堀講師の研究グループ

本学の教育方針と今後の展望

産業技術短期大学 機械工学科では、2年という短い学びの中で、早期からの研究活動・企業連携・学会発表といった実践的な学びを重視しています。今回の発表は、そうした教育方針に学生が主体的に応え、学びを社会へ発信した好例となりました。 今後も、社会と接続したリアルな学びの機会を通して、技術者としての土台を育み、地域や産業界へ貢献できる人材育成に取り組んでまいります。

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