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お知らせ

機械工学科・竹内グループの学生6名が第27回スターリングテクノラリーに出場しました!!

2023.11.24

 11月18日に茨城県立土浦工業高等学校で開催された、第27回スターリングテクノラリーに機械工学科・竹内グループの6名の学生が出場しました。出場報告をご覧ください(走行映像を含む短い動画を下の方に用意していますので、そちらもご覧ください)。

 スターリングテクノラリーは自作スターリングサイクル機器の性能とアイデアを競う競技会であり、今年で27回目を迎える歴史ある競技会です。今回エントリーしたのは、お湯を熱源として、平坦な周回コースを走行させ、3分間の走行距離を競うHWクラスと、一般舗装路面で遠隔操縦により2つのポールを周回させ、その走行タイムを競うRCクラスの2つです。HWクラスに2台、RCクラスに1台をそれぞれエントリーしました。

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竹内グループのメンバー(竹内教授と学生のみなさん)

 まず、HWクラスの結果です。「フラム1号」と「HWSE typeΓ」の2台をエントリーしました。競技の結果、「フラム1号」が8.9周回、「HWSE typeΓ」が2周回走行できました。これまで竹内グループでは、2021年の第25回スターリングテクノラリーに出場した「HW-αTwins」の3.5周回が最高でしたので、「フラム1号」はベストを大幅に更新できました。当時の「HW-αTwins」は3.5周回で3位入賞でしたが、今年度は他チームの成績が大幅に向上しており、全体8位の成績となりました。

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HWクラス「フラム1号」

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HWクラス「HWSE typeΓ」

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競技前の様子

 チームメンバーのコメントです。

 「HWクラスの模型車輌は、「お湯」というエンジンとしては非常に少ないエネルギーで走行させる必要があり、少しの傾斜や壁からの衝撃があると停車してしまうことから、コースを走行させるだけでも相当難しいといえます。それだけに自己ベストを更新できたのは十分に誇らしい事ではありますが、まだまだ上には上がいるということを知らされた、そんな想いです。今回の結果を受けてさらなる改良を図り、性能向上に努めたいと思います。」

 続いて、RCクラスに出場した「燃焼5号機」の結果です。レース前から何故か左に曲がれないというマシントラブルに見舞われたうえ、何度も調整を繰り返す中でバーナーを固定するホルダー部分が熱で溶けてしまうといった問題が起きてしまい、こちらは残念ながらリタイア(結果なし)に終わりました。

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RCクラス「燃焼5号機」

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競技前の様子

 グループ全員で協力し、授業の合間や放課後の時間も使って作業を進めることで、新たな機体を完成させることができ、出場にまでこぎつけることができました。果敢に挑戦した学生さんの努力は非常に素晴らしいものです。なかなか思う通りにならず苦労したこともあったようですが、今回の経験はきっと他のところでも役に立つと思います。これからの皆さんの活躍を期待します。

スターリングテクノラリー参加に関する動画

スターリングテクノラリー公式HPはコチラ
http://www.stirling.jpn.org/

これまでのスターリングテクノラリーの出場
(2022.12.13)機械工学科竹内グループがスターリングテクノラリーで3位入賞!!
(2021.11.13)機械工学科2年生が第25回スターリングテクノラリーに出場!HWクラスで3位入賞!!
(2019.12.23)第23回スターリングテクノラリーに参加してHWクラス4位に入賞しました!!
(2018.11.3)第22回スターリングテクノラリーに参加しました! 

卒業研修の紹介
(2022.8.26)【機械工学科】卒業研修のご紹介 ―「スターリングエンジン」を動力源とした模型車の開発―
(2023.11.10)機械工学科・堀グループ卒業研修の活動紹介 -プラスチック材料を長く使うための新しいひずみ測定法の開発-
(2023.10.13)機械工学科・牧田グループで取り組んだ災害対応ロボットの卒業研修テーマを紹介します!!
(2022.5.2)【機械工学科】卒業研修のご紹介 ―アルミニウム材料の染色実験―

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