日本機械学会 第102期流体工学部門『流れの夢コンテスト』 機械工学科2年生が発表! 一般投票で2位に!!
2024.11.26
2024年11月19日に新潟県長岡市アオーレ長岡で開催された第102期流体工学部門の『流れの夢コンテスト』において、機械工学科2年生の藤岡多聞さんが研究発表を行いました。本コンテストは流れに関する知恵を駆使してテーマを達成するアイデアと技術力を競うもので、製作された作品(各種のコンセプトアート、動画、静止模型、可動装置など)とそのプレゼンテーションが総合的に審査されます(注)。
日本機械学会流体工学部門で開催された『流れの夢コンテスト』に参加した藤岡さん
今回の共通テーマは『流れの力でSDGs達成に貢献しよう』というもので、藤岡さんは『"空力がいい"ってなんだろう?空力特性の観察』の発表タイトルで、審査員の先生方の前で堂々とプレゼンテーションをしてくれました。
緊張気味ながら、堂々と発表している藤岡さん
審査員の先生方からの質問に丁寧に回答する藤岡さん
プレゼンテーションの後半では、会場に持ち込んだ小型風洞で実演を行いました。流れの可視化に必要な煙を出すために、複数の線香を縦に並べるという工夫に先生方も感心の様子でした。
自作風洞での流れの可視化(撮影は産業技術短期大学の暗室で)
今回のプレゼンテーションは会場に実験装置を持ち込み実演する必要があるため、早くから指導教員の先生と準備にとりかかりました。それでも発表時間ギリギリまで組み立てるのに時間がかかりました。この日の長岡市はここ一番の冷え込みで気温が低く、組み立てるにも手が冷たくてなかなか大変でした。
最低気温3℃のなか自作風洞を組み立てた藤岡さんと指導教員の先生
結果は、なんと一般市民の投票数で堂々の2位!!
参加した藤岡さんのコメントをご紹介します。
「日本機械学会で開催されるコンテストに初めて参加することができて、自分の掲げたテーマについてはやり遂げたという達成感があります。また、風洞実験のノウハウについては、流体分野を専門とする先生方から貴重なアドバイスやノウハウを教えて頂き、学会の存在感を直に感じることができました。ただし、時間の関係でプレゼンテーションの準備が不足だった部分があるなど、反省点もあります。今回の経験を活かして、卒研の中間発表や最終発表につなげていきたいと思います。」
本学ではこのようなコンテストの参加以外にも研究成果の論文発表や研究発表もたくさん行っています。みなさんも私たちと一緒に充実した研究活動を行ってみませんか?
(注)第21回「流れの夢コンテスト」についてはコチラをご参照
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